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成長期スタートアップでユーザー価値を届けながら、事業成長にエンジニアとしてコミットしていく|プロダクト開発エンジニア 江口 翔太
2024年7月8日 インタビュー
プロダクト開発部 プロダクト開発エンジニア 江口 翔太さんにインタビューしました!
江口 翔太さん
プロフィール
データ分析系ベンダーでシステムエンジニアを経験後、レバレジーズ株式会社にてデータ分析基盤の構築を行う。その後、フリーランスとしてスタートアップ複数社を経験後、2024年6月より現職。
今までやられていたことを教えてください
データ分析系ベンダーで、データ分析基盤の構築や運用を行うシステムエンジニアとしてキャリアを開始しました。その後、レバレジーズ株式会社に全社的なデータ分析基盤を構築するというタイミングで入社しました。レバレジーズでは、急拡大する社員数や事業規模の中で、まさに会社がメガベンチャーへと成長していく過程を経験させてもらいました。
それまでデータ基盤周りをずっとメインでやっていたのですが、より多くのユーザーが日常的に触れるアプリケーションの開発に携わりたいとの思いから、フリーランスに転向しました。フリーランスとしては、スタートアップを中心に複数のユーザー向けアプリケーション開発に携わることができました。
今回、フリーランスではなく正社員として働かれることにされたのはなぜでしょうか?
自身の提案力の低さや、コミュニケーションの未熟さも伴って、なかなかユーザー体験を左右するような領域まで踏み込んでいくことのできない歯痒さのようなものを感じていました。アプリケーションの機能開発やリファクタリングを通じて、事業にインパクトを出すところまで責任を持って取り組んで行きたいとの思いが強くありましたね。
それで、事業会社を中心に転職活動を始められたのですね。当社に入社を決めたきっかけはどういったところでしたか?
フリーランスという働き方を選択した時もそうでしたが、テクノロジーを通じて、たくさんの人に価値を届けることのできるようなプロダクト開発に関わりたいと思っていました。
精神科領域のオンライン診療システムの話を聞いた時に、クリニックまでの距離や地方でそもそもクリニックがないなどの物理的な制約や、クリニックに向かうのが億劫だったり見られたくない、といった患者さんにとってたくさんの不自由がある領域だと感じ、課題を解決することに興味を惹かれました。オンライン診療自体がまだ日本の中ではこれからマーケットを作っていくという段階なので、そういった中でチャレンジングだなとも感じ、入社を決意しました。
当時は少数精鋭の開発チームでしたが、そこにフルタイムで入社されることに対しての不安とかはなかったですか?
あまりなかったですね。自分自身が、もともと0→1でプロダクトを作りたいなと思っていたということもあるかもしれません。フリーランスとしてスタートアップの創業CTOの方などと接していく中で、自分の能力の未熟さや限界を感じたりしていました。少数精鋭の開発チームで責任を持って働くことができるという点において、不安に感じるというよりもむしろチャンスをもらっているんだ、という意識が強いですね
実際に、入社してから感じたギャップなどはありましたか?
私が入社した時点では、すでにたくさんのユーザーの方々にサービスをご利用いただいていているという状況だったのですが、それでも試行錯誤が必要な部分はたくさんありましたね。
やるべきことが多岐に渡っているので、専門性を持った人がそれぞれに活躍するというよりは、少ない人数で対応していかなくてはならないフェーズではあると感じます。綱渡り的に対応しているところもまだまだあるので緊張感はありますが、新規開発などの予定もたくさんあるのは、自分的には非常にやりがいを感じます。
今はどのような開発に取り組まれてますか?
患者体験向上や患者の診療継続率を上げる施策の一環として、メッセージ配信部分の開発に着手しています。これは患者さんとの接点になる重要な部分の開発です。
開発を進める上でのやりがいや楽しみなどはどういった部分があるでしょうか?
診療後のどのタイミングでメッセージが患者さんに届くのか、配信方法はLINEなのかメールなのか、といった患者体験を考えながら開発を進めていますし、この施策で患者さんの治療の進捗にも影響が生まれるので、まさにユーザー向けのアプリケーションを作る醍醐味だなと感じています。
これまでは、仕様や実装のイメージが固まったあとから関与するということが多かったですが、要件定義のフェーズから携わらせてもらえるということは、大変でもある一方でやりがいを感じますね。
逆に、難しいなと感じる部分はありますか?
施策に対してきちんと効果が出るのか?といった結果まで責任をもってやっていかないといけないので、最後までやり切る覚悟を持たないといけないな、と感じています。
この施策が具体的にどのような数字で事業に貢献することができるのかはまだまだ手探りな状態です。どのような観点から事業に貢献できているのかを、自分でも他のメンバーに対しても、見えるような開発をしていきたいと思っているので、施策の計測可能性も意識しながら取り組んでいけるとよいですね。
これから取り組んでいかれたい部分などがあれば教えてください。
たくさん課題があるので難しいですが、引き続きしっかりとブロダクトに向き合っていきたいとは考えています。オンライン診療システムでは毎日一定規模の予約や診療が発生しており、すでに事業として軌道に乗っている状況ですが、プロダクトやロジックの改修などを通じて事業自体を拡大をしていく余地がたくさんあるなと感じています。
抽象的にはなりますが、プロダクトとして事業成長のスピードを加速させていくような関わりをしていきたいと思っています。
チームの雰囲気などはどのように感じますか?
少数精鋭のチームなので、それぞれが責任感をもって仕事をしているなと感じます。朝会やSlackでのコミュニケーションでも、自分が関わっていない部分でも積極的に議論に参加しよう、という雰囲気があると思います。
入社直後から放置されたり、タスクを丸投げみたいなことも全くなかったです。自分の担当範囲だけを終わらせればよいということではなく、チーム一丸となってプロダクト全体としてよくしていこう、という雰囲気なのでこれから入社される方も安心してもらえるんじゃないかなと思います。
他のチームの方との関わりなどはいかがでしょう?
カスタマーサポートのチームと業務上で関わることが多いです。
業務システムや社内システムは常に完璧な動作を期待されることも多いと思うのですが、当社のカスタマーサポートのチームの方はプロダクトとして対応できてない点があっても、「運用で対応できそう」とか、そういったコミュニケーションをしてもらえることが多いです。協力的なコミュニケーションをとってもらってるので、それに応えることができるよう、機能開発のスピードを更に上げていきたいと思っていますね。
あとは、提携院の医療秘書(クラーク)の方と1on1をさせてもらって診療の様子を聞いたり、患者様の同意を得て実際に診療に陪席したりと、現場感を持てる機会があるのもありがたいです。
まだまだ成長途中のスタートアップで、メンバー同士の協力や理解があるのは心強いですよね。 最後に、入社を検討されている方に、一言お願いします!
プロダクト開発チームには、アプリケーションもインフラも組織開発も、たくさんのやるべきことがあるので、さまざまなバックグラウンドのエンジニアが活躍することのできる事業フェーズだと感じています。
ユーザーに価値を届けられていることを手応えをもって感じられる領域なので、そこにやりがいとか達成感を感じていただける方にはとても向いてる環境だと思います。
ぜひ気軽に応募をしていただきたいです!