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「心を照らす医療を届けたい」、スモールスタートアップでエンジニアとして働くやりがい|フロントエンドエンジニア 阿竹 輝明
2024年5月14日 インタビュー
プロダクト開発部 フロントエンドエンジニア 阿竹 輝明さんにインタビューしました!
阿竹 輝明さん
プロフィール
SESとしてエンジニアのキャリアをスタート後、事業会社に転職し、VR関連サービスの開発、ライブ配信サービスなどを経て、2023年7月からアトラスト・ヘルス株式会社に参画。現在はオンライン診療システムのフロントエンド全般の開発と開発組織運営を担う。
まずは、今までの経歴を教えてください
エンジニアとしてのキャリアは、最初は客先常駐のSESでした。その後は何社か経験をしているのですが、SupershipでToC向けのVRライブ配信サービスの開発を行い、BizteXでは各サービスを繋げて自動化ワークフローを構築するようなToBの業務改善系のサービスを経験しました。
前職のフェアリーデバイセズという会社では、自社のハード製品である首掛けカメラを使ったLINKLETという工事現場支援サービスを開発し、ToC/ToBのサービスで、フロントエンド/バックエンドとどちらも経験してこれたので、幅広くサービス開発を経験してきました。
アトラスト・ヘルスに入社することにした決め手はなんだったのでしょう?
ミッションに掲げられていた、「心を照らす医療」に共感したのがきっかけです。
実は自分自身は20代前半のときにうつ状態になった時がありました。心療内科の予約を取ろうとしたら、当時は三重県の伊勢という、少し田舎の方に住んでいたのもあると思いますが、なんと次の予約は1ヶ月待ちと言われ、片道1時間かかる市の病院で受診することに切り替えました。結果的に、通院は1年間続いたのですが、当時は親にも送ってもらうなど協力してもらったりと通うのも大変で、物理的なハードルをすごく感じていました。
今会社が提供しているオンライン診療サービスは、当日予約も取れるし、自室で診療を受けることができる。薬も郵送で受け取ることができるので、薬を受け取る待ち時間もない。通院にかかってた苦労を解消できるというところが、自分自身の一患者としての経験からもすごく求められてるサービスだなと思えたことが、入社のきっかけです。
エンジニアとしてのキャリアという意味だと、業務委託での参画なども選択肢としてはあったと思いますが、正社員として入社を決めた理由はなんでしょう?
実は最初の1ヶ月くらいは業務委託でした。といっても、入社を前提に考えてのものでしたが、その期間にメンバーとの1on1などを通じて会社の雰囲気を掴むことができたのと、きちんと患者さんに向き合おうとしてる会社としての方向性を感じることができて、入社してフルコミットで働いてみよう、と決心しました。
会社のビジョンに共感されたんですね。また後ほどそちらについてもお伺いさせてください。今はどのようなお仕事をされているんでしょうか?
今、システム構成としては、予約処理をするためのサーバーとデータベース、予約やシフトを管理する管理画面、ユーザーのLINEから登録するLIFFの予約サービス、そして診察のためのAWSをベースにしたオンライン診療システムがありますが、自分自身は各システムのフロントエンド全般を担当しています。開発においては、PdMや開発メンバーだけでなく、カスタマーサポートチームなどほか部署とも連携しながら、活動をしていますね。
アトラスト・ヘルスで働く上での魅力ややりがいは、どういったところにあるでしょうか?
スタートアップのこのフェーズだからというのもありますが、個人としてどんどんとやる領域が広がっているな、と感じています。
技術的な点では、オンライン診療サービスにおける新規機能開発や、マイクロサービス化など、色々と新しい取組みが常に走っているので、自分自身も常に学びながら開発に取り組んでいます。また、事業の成長に伴って、既存のオンライン診療サービス以外の新規サービスの立ち上げも予定されているので、0️から設計や要件定義にも関わっています。事業の将来を考えながら、最適解はなんなのか?と検討しながら実装をして、本当にそれが正しいのかを常に検証しながら進めているので、毎日新しい発見があるなと感じています。
また、エンジニアとしての活動以外にもプロジェクトマネジメントに近いことも一部やっているし、採用もやったり、、と、色々な経験を積みたいと考えてる方には、すごくいい環境だと思います。本人の意欲次第で、試したいことができる環境だと思います。
後は、実装後にカスタマーサポートメンバーからのフィードバックなどをリアルに受けることができるのもやりがいに感じています。先日、カスタマーサポートチームの業務負荷軽減のための機能を管理システムに実装したのですが、「楽になった、助かった」というフィードバックをメンバーから直接もらえるのは、やはり嬉しいですね(笑)。
精神医療という特性もありますが、患者様からときには厳しい声をいただくこともあるので、カスタマーサポートは心理的負荷も高い職種だと思っています。一緒に働くメンバーとして、少しでも作業負荷の軽減とかそういった部分でサポートできたのであれば、良かったなと感じています。
ありがとうございます。エンジニアとしてのやりがいや、チームとして働くやりがいを非常に感じました!
阿竹さん個人として、これから更にチャレンジしていきたいことはなんでしょう?
チーム全体が最大限活躍できるようなサポートをする、縁の下の力持ちになっていきたいです。ビジネスサイドとプロダクトを繋いだり、チーム内の調和を取るような動きがしていけたら良いなと思っています。
組織文化形成やメンタリングなどにも力を入れていき、将来的にはエンジニアリングマネージャーみたいな立ち位置を担っていきたいと考えています。今は、エンジニアリングだけではなくてプロジェクトマネジメントや、色々な取り組みができているので自分にとっては勉強できる環境だなと感じています。
これから入社を検討している方になにかメッセージはありますか?
精神医療を必要としている患者さんにとっても、また社会的にも意義があるサービスに携われていると感じています。物理的な制約をなくすことで必要な方が精神医療にアクセスできますし、医療の地域格差などをなくすことができる、社会的な意義を担っているサービスだと思います。
社会課題に向き合いたい方、「心を照らす医療」を実現したい方のご参画を待っています!